心理学>日本の心理学の歴史を学びましょう

心理学はドイツで生まれました。
そして日本にやってきたわけですが、心理学が
日本に伝わったのは江戸時代後半から明治初頭でした。
日本で心理学にかかわったのは、西洋科学と深
くつながりのある西周（にしあまね）という哲学者で、
心理学という言葉を作ったのです。

明治時代の心理学者の代表としては元良勇次郎
（もとらゆうじろう）で、日本人初、アメリカの
大学で学位を取得した学者です。
彼はその後、旧東大である帝国大学でで心理学研究を
始めました。
大正時代に入ると松本亦太郎（またたろう）が
心理学の代表的な存在となります。
彼はアメリカに留学後、ドイツで心理学の研究を
行いました。

彼は帰国後、旧京都大学で心理学を研究、
そして彼をたたえ二本心理学会が作られたのでした。
昭和時代では、旧九州大学である九州帝国大学が
ゲシュタルト心理学の研究を
久間鼎（さくま　かなえ）などによって盛んに行われ、
戦後現在までの日本の心理学の基盤が作られて
いったのです。