心理学>第3の心理学があるのをしっていますか？

第1の心理学を提唱したのがフロイトであり、
第2の心理学をワトソンが、では第３の心理学とは
どのようなものなのでしょうか。
第1と第2の心理学は、人間を決定論として
みるものであり、決断を主体的におこなことが
できないというものでした。
第3の心理学とは人間性心理学と呼ばれるもので、
マズローにより研究されてきましたが、人間の
主観的な体験を重要視することで、人間そのものの
価値や、生きる意味を発見するといったことを
研究する心理学なのです。
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マズローはこの第3の心理学である人間性心理学
において、「自己表現」というテーマで研究を
進めていきました。
自己表現とは、自分のありのままの姿を受け入れ、
さらに他者や自然も同じように受け入れるといった
考え方です。
自己中心にならず、目的と手段の相違を認識して
生きているということなのです。
彼はヨーガや禅といった東洋の精神文化に触れ、
自己表現から「自己超越」へとその研究のテーマを
変えていったのです。
この自己超越という考え方が、その後第4の心理学
となるトランスパーソナル心理学へのさきがけと
なるのでした。